生き物図鑑
Collection
海の生き物
後鰓類
キイロイボウミウシ
背面地色は黄色、橙黄色、暗黄色などに変異する。4~10 個の黒色の輪状紋があり、黒色域は白色から水色の線で縁どられ、先端が黄色の白色突起を囲む。背面には正中線上に隆起帯があり、先端が白い複合突起が散在する。背面が黒色や白色に近い淡色、水色などで覆われる個体もあり、色彩変異の多い種である。淡色型はババイボウミウシに類似するが、本種の淡色
型は触角が淡黄色で、黒色斑紋がややぼやけることで識別できる。外套膜裏面は暗灰色。口触手は暗灰色で先端は丸く、黄色で縁どられる。触角は橙黄色で27~30 枚のヒダをもつ。カイメン食。刺激を与えると硬くなり、白い粘液を分泌する。体長は70mmに達するとされるが、通常30~60mm。
型は触角が淡黄色で、黒色斑紋がややぼやけることで識別できる。外套膜裏面は暗灰色。口触手は暗灰色で先端は丸く、黄色で縁どられる。触角は橙黄色で27~30 枚のヒダをもつ。カイメン食。刺激を与えると硬くなり、白い粘液を分泌する。体長は70mmに達するとされるが、通常30~60mm。
- 希少度
- ★★★★☆
- 生息域
- インド・西太平 洋熱帯域、紅海に分布。
- 見られる時期
- 1年を通し潮通しのよい岩礁域で、広い範囲で普通に見られる。