生き物図鑑
Collection
海の生き物
後鰓類
ニシキツバメガイ
貝殻は退化し、小形、扁平で内在性。口唇部に顕著な毛状の触手が密生する。体地色は緑褐色~黒紫色と色彩バリエーションがあるが、頭部からT字型に入る青色の線と側足縁の青色の縁どり、および外套楯後端に入る青色の線はほとんどの個体に見られる。通常、橙色や黄色の線が入る場合が多い。外套橋前方には三日月形の白色斑紋が入る。外套楯の2つに分かれた後端は、両側が伸びて先端の尖る個体が多い。
本種は扁形動物多岐腸類のヒラムシ類 Platyhelminthes を摂食するとされる。キンセンツバメガイは異名。体長は通常5~50mm。通年見られる普通種。
本種は扁形動物多岐腸類のヒラムシ類 Platyhelminthes を摂食するとされる。キンセンツバメガイは異名。体長は通常5~50mm。通年見られる普通種。
- 希少度
- ★★★☆☆
- 生息域
- インド・西太平洋および大西洋(カリブ海)の熱帯域に分布。