柳でつくるアクセサリー 杞柳細工ワークショップ
杞柳細工(きりゅうざいく)とは、「コリヤナギ」を丁寧に編み上げて作る伝統工芸で、1300年以上の歴史を持つといわれています。
柔らかな陽が差し込むシアタールームで、その魅力を体験するワークショップを開催しました。

①講師 杞柳細工職人の加藤かなるさん
②3本のコリヤナギで編み上げていきます
③参加者同士で「綺麗にできてすごい!」と褒めあったり、教え合う姿も
④モニターで講師の手元を写しながら作業していましたが、モニター越しより直接見た方が分かりやすい!ということで、みなさん総立ちで、講師の近くに集まって作業
⑤複雑な工程を経て、ついにアクセサリーが完成!

表面は光が当たるとキラキラ輝いて、素材の美しさにも惹かれました。
毛糸などの編み物とは違い、間違えると後戻りが難しい。編んだ後にしっかり引き締めたり、折れないようにしなやかに曲げたりと、繊細な力加減が必要でした。

コリヤナギが想像以上に硬く、行程も複雑で苦戦しましたが、少しずつ形ができていくのが嬉しい!
「意外と自分は器用かも…?」と新しい発見もありました。
自分の手でつくるからこそ感じられること
同じ作業の繰り返しに見えても、実はとても複雑で繊細。
参加者の皆さんは、編む難しさだけでなく、
コリヤナギの硬さや、乾くと折れてしまう素材の性質に向き合いながら作業を進めていました。
その繊細で手間のかかる工程を経て生まれる“できた!”という感動。
作業しながら作品を互いに見せ合い、褒め合い、教え合う姿も見られ、
「伝えること」「分かち合うこと」の大切さを実感できる温かなワークショップとなりました。
